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【献血前の食事のとり方】

献血前の確認事項の一つに、「献血前の食事のとり方」があります。
以下に当てはまる場合は、献血に来ていただいてもお断りせざるを得なくなりますので、注意してくださいね。

①空腹時
空腹時の献血は避けて下さい。空腹の時は身体が脱水になっている事が多く、脱水の時に献血で血液を抜くと血圧が下がりやすくなってしまいます。
②満腹時
このときは食物を消化するために胃腸への血流が増えている状態なので、脳に行く血液量が普段より減っています。そのため、献血で脳貧血を起こしやすくなっています。
③飲酒
二日酔いの時は献血はできません。献血当日の飲酒は、食前酒をほんの少し程度なら献血できることもありますが、基本的には飲酒した日は献血は控えて下さい。
④脂肪分の多い食事
これは成分献血の時ですが、揚げ物・ピザ・ラーメンなどの脂肪分の多いメニューを献血前の食事でとってしまうと、分解されない脂肪分が血漿の中に多く混ざってしまい、成分献血の機械が作動しなくなってしまうので、このような食事は控えて下さい。

食事に関する問診で献血できる大体の目安は、
午前:朝食を普段通りにとっていること。朝食をとらない習慣の方は、水分を充分にとっていること。起床後合わせて500ml位はとってください。
午後:昼食、もしくは朝昼兼用の食事をとっていること。朝食のみの方は水分を充分にとっていること。朝食のみで献血申込時刻が夕方の場合や、朝食昼食ともにとっていない方は、献血は延期してください。
もちろん、献血の時は午前なら朝食、午後なら昼食を食べすぎないようにとっているのが一番確実です。

空腹時や満腹時の献血を断る理由は、血管迷走神経反射(VVR)を起こさないようにするため。これが起こってしまうと採血は中止になりますが、その日の献血自体はした事になってしまうため、次回の献血は400ml献血の場合は男性12週後、女性16週後。成分献血の場合は2週後。この間は献血の申し込みができません。

また、回復するまでベッドで休ませるため、献血できていないのにベッドを塞いでしまい、その後の献血者の方の採血が遅れてしまいますし、なにより患者さんに届ける血液がその分減ってしまう事があります。周囲で献血している方が不安感をあおられ、連鎖的にVVRになってしまうこともあります。無理して得なことは一つもありませんから是非気を付けてくださいね。

献血前の食事のとり方をあらかじめ確認しておくことは、せっかく来てくれた献血者の皆さんの血液を患者さんに確実に届けるためにも重要なことです。コンディションが悪ければその日の献血は延期して、日を改めて献血する勇気をもってください。お願いしますd(-_^)
(W・S)

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